ラピッドブリリアント(改めラピッドサンクチュアリ)の考察
今回はプリーストのルーンスキル[ラピッドブリリアント]についての考察を行います。
・ラピッドブリリアント
【サンクチュアリ】の
有効治療回数-50%
治療量+15%
指定エリアの
味方のHPを20+スキルLv×80回復/秒
不死属性、不死種族、悪魔種族に回復量の半分の聖属性ダメージ
効果時間:11秒
実際に測定したところ、サンクチュアリの回復(攻撃)発動回数は最大で10回でした。
効果時間が11秒、毎秒発動の説明文から、11回、あるいは0秒目を含めて12回発動と考えてしまいがちですが、まずそこに罠がありますので、ご注意下さい。
装備等は出来る限り外していますが、今回は私の実測値をメモしていますので、メディタディオの効果が入ってしまっており、
ベース数値が
820×120%=984
となります。
測定のお手伝いにフェイヨン洞窟1階にお住いのムナックさんに来て頂いております。
彼女は不死属性、不死種族。
しっかりとサンクチュアリを聖属性ダメージとして回数計算してくれる事でしょう。
属性レベルがこのゲームに存在しているのかどうかは知りませんが、
この通り、何故か1誤差がありますが、ほぼ計算通りの数値で受け止めてくれます。
さて、それでは検証に入ります。
説明文通りであれば、サンクチュアリのダメージは
984×115%=1,131.6
あるいは、メディタディオと乗算では無く、加算で
820×135%=1,107
となるはずです。
加えて、ダメージ回数が5回なら説明文通りということになります。
結果は
この通り、1,131が5回。
時間は倍必要なものの、トータルダメージが
983×10=9,830だったサンクチュアリが
1,131×5=5,655ダメージと、予想通りのなんともショボくれたスキルになってしまいました。
緊急時には瞬間回復量を少しでも増やす必要がありますが、サンクチュアリには1.83秒の固定詠唱時間と2秒のディレイが存在しますので、ヒールのように連打することはできません。
この程度の回復量上昇では割に合いません。
ご協力頂いているムナックさんもかなりダメージを受けてしまいましたので、一度ヒールで体力を回復してもらい、検証を続けます。
それではここからが本題です。
ラピッドブリリアント単体ではサンクチュアリを弱体化させるのは予想していました。
期待しているのは追加のマス解放によるスキルの進化方向です。
回復量の増加だけなら、正直言ってこのスキルは没。ポイントの無駄どころか取らない方が良いです。
減少した効果時間の回復だけなら、優先度は低め。あると助かるけども、プリーストのルーンスキルにはもっとポイントを優先するべきスキルがいくらでもあるので、もっと後の解放で良いでしょう。
回復量増加+効果時間回復なら場合によっては最優先スキルになります。伸び率次第ですが。
では、もう1マス解放して、再度ムナックさん(?)にご協力頂きます。
結果は
1,279×5回
983×130%=1,278なので順当に回復量増加ですね。
回復回数は5回です。
3マス目は未解放ですが、おそらく
983×145%=1,425
それが5回でトータル7,125
効果時間は変わらない。となるでしょう。
最悪の結果でした。
結論
先置きサンク+ヒール連打という最高火力の回復方法はサンクチュアリの効果時間に支えられている手法であり、いくらサンクチュアリの一回当たりの回復量が増加したところで、最高火力が求められる緊急時にサンクの敷き直しをする余裕は無い。
するにしてもトータル回復量の多い元のサンクチュアリの方が有用。
回復手段として、ヒールを切り捨て、サンクのみを使用する人以外に効果的にこのスキルを活かせる場面は思いつきません。
残念ながら、ラピッドブリリアントは
解放の必要なし!
今回の考察は以上。
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